日本訪問看護認定看護師協議会

10/22㈯ 関東ブロック研修会「BCP はじめの一歩から地域へ」
~個別性の高いステーションのBCPから地域のBCPへ~
が開催されました!

実施日時:2022年10月22日㈯ 13:00~16:45
開催方法:Zoomミーティング(ハイブリッド型)
研修会場:アィルビー訪問看護ステーション
外部講師:ケアプロ訪問看護ステーション東京
     在宅ケア防災研究会代表 佐藤純氏
参加者数:22名(関東13名・東海北陸1名・近畿5名・九州1名・中四国2名)

 参加者が途中抜けがあり最後の記念撮影は少し人数が減りました。残念

今回の研修会では学習効果を最大限発揮できるようにと
研修前、まずは一回“自ステーションのBCP作成”に取りかかってみることをお願いして、
その際に疑問に思ったこと、解らなかったことを提出してもらいました。

まずは佐藤先生から
・BCPとはなにか?
・設立母体や規模の違うステーションがどのように取り組めば良いのか?
・まずは職員・事業を守ること、そして利用者・地域を守ること。
・災害時の自ステーションの受援体制をとるための準備とそれが新規獲得のチャンスにつながる
…などなど、現場を知っているからこその視点に立って講義していただき
その後、グループに分かれて意見交換しました。

参加者の声
・BCPの意義、考え方、進めた方、検討、記載事項につき確認でき、今後に活かすことができます。
・災害に備えて具体的な備えを教えていただいて、とてもよかったです。
一歩踏み出すきっかけになりました。
・地元でもBCP研修に参加しましたが、今日は具体性のある話が聴け、イメージを描くことができました。
具体的に動くイメージが湧いた。大変なテーマだけれどもできる気がしてきました。
・先生のコメントに頷くことばかり。受援体制と地域のBCPを少しずつ構築していきたい。
・できることからコツコツと、周囲を巻き込みながらBCP作成することが大切だと学びました。

BCP一般論から、個々のステーションに合わせて「どう取り組むのか?」の視点でご教授いただいたことで、
「どこから取りかかって良いかわからない」と、高いハードルだったのが、
「まずはとりかかろう!なんだかできそう、やってみる」に変化したこと間違いナシです〜♪


まずステーション職員と事業を守り、そのうえで利用者を守る、それは地域を守ることにつながる。
まず背表紙つけて自ステーションのBCPを作ってみよう!
災害時の対応は、同じ自治体の他ステーションとも共働・共創できる!
といった、ひとつの方向性を見いだすことができました。


研修目標の“自ステーションの実践につなげられるBCPを作成できる”
“自ステーションのBCPから地域のBCPを考えることを期待する”をなんとか達成!

みなさま、大変お疲れさまでした!!!

関東ブロック 井上京子

JVNCNA事務局
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