5/18㈯ 南関東ブロック交流会『第1回看取りを考える会』開催!
実施日時:2024年5月18日㈯ 19:30~21:30
開催方法:Zoomミーティング
参加者数:9名(神奈川5名:三橋·川瀬·豊田·阿部·飯島/長野4名:田中·伊藤·徳重·柗沢)
南関東ブロックは今年度「第1回看取りを考える会」を開催し、メンバー同士交流を深めました。
前半『看取り』をテーマに「昨今の看取りケースに関することをざっくばらんに話そう〜♪」とスタート!
そして後半、看取りケース以外の相談事や制度に関することなど、看取りにこだわらず、
「訪問看護のあれこれをなんでも話して、みんなで解決していきましょう!」となりました。
前半「看取りを考える会」では—
「最近、小中高生くらいのお子さんを持つ、若い看取りの方が増えていて、
親の病気のことをそのお子さんに解りやすく説明することだったり、
説明した後、どうやってフォローしていけばいいのか?を試行錯誤しているのですが、
みなさんどうしていますか?」という問いかけに参加メンバーからは、
それぞれの実体験や関わった事例を通して、学んだり感じたりした意見が次々に上がりました。
・生や死について語れる牧師や僧侶のような方がいてくれるといいと思う。
・参考に、がんになった親を持つ子どもをサポートするHopeTree というサイトにある資料はチェックです。
・学校の先生やスクールカウンセラーに、病状を説明して協力を依頼したことがあった。
・病気の説明などを行ったあとに、きちんと子どもの意見を聞くことは大切。
・家族や子どもたちが、行ったことや希望することに対して「どうしてそうしたいのか?」尋ねることで
その背景や深い思いを語ってもらえたり、その方や家族が大事にしていることが分かる。
・子どもに説明などを行う際は、父母の判断を支持する。
・家族の力・問題解決能力がある。などなど…
ひとりよりも数倍の経験と学びを得られた時間でした。
後半の訪問看護のあれこれでは—
まずは、トリプル改定にまつわる相談事
・夜間対応の翌朝の勤務時間について、それぞれのステーションではどう対応している?
・BCPなど義務になった内容をどこに掲載する? 契約書? 重要事項説明書?
ホームページはいつまでに変更したらいい?
・口腔ケア加算の歯科との連携はどんなふうに実施していく?
その他にも、
・コロナ5類になってからの感染予防対策、PPEは実際どのようにしている?
・緩下剤の調整を看護師が行ったら、『越権行為だ』と医師に言われてしまった。
これって越権行為?
・100歳を超えていて医師から「いつ心臓が止まるのかわからない」と言われている方が、
亡くなった場合のターミナルケア加算について、算定できる?
といった問いに対し、それぞれ実践報告や日頃の業務について意見交換。
後半のテーマを絞らず、自由に意見交換して学びを共有する時間も大変良かったです。
今現在直面している問題に参加者みんなで向き合い、解決の糸口を見つけることができ、
とても勉強になりました。
南関東ブロック 三橋由佳