2024年度第1回研修会を開催しました！
わたしたちはずっと“在宅看取り”をテーマに取り組んでいますが、
今回「最新のがん看護について学びたい！」と、外部講師に
がん看護専門看護師の赤木郁子さんをお招きしての開催です。
赤木さんは現在、長野県の南松本訪問看護ステーションに勤務され、ご活躍されています。
あいにく別の大きな研修と重なってしまったため、参加者が6名とちょっと残念でしたが、
少人数ならではのざっくばらんな会となり、
講義終了後には感想や学びを分かち合う時間を持つこともできました。

オピオイドの種類が増えているため、まだ使ったことがないものもありましたが、
症状コントロールを上手にできることは、在宅療養を継続する重要なポイントになります。
私たちは常に新しい治療や薬の情報収集をし、学び続けていくことが大切だと、あらためて感じました。
参加者からの、不安の中退院したけれど家に帰ったら状態が安定、痛みが落ち着いた経験から
『在宅マジック』と呼ぶパワーについても触れて語っていただきました。
またPCAポンプの普及について、お住いの地域の調剤薬局との連携や、
普及のカギとなる事柄についても意見交換がなされました。
訪問看護師はスペシャリストだけではなく、ジェネラリストであることを求められる場面が多いですが、
幅広い知識を得ていくために、今回のような研修はとても助けになることを実感しました。
講師の赤木さん、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

次回の研修会は来年、2月15日㈯ 9:30～11:30を予定しています。
講師には昨年までこの協議会理事をされていた長野県の伊藤みほ子さん。
テーマは「コンサルテーション」。
どんな学びになるのか楽しみです〜♪

南関東ブロック 櫛原奈美