7/9(土) 東北ブロック研修会
「精神訪問看護の実際と地域のステーションが
精神訪問看護を実施するために必要なこと」開催!
実施日時:7月9日(土) 13:00~14:00
開催方法:Zoomミーティング
講 師:精神科認定看護師 飯嶋純一氏(外部講師)
参加者数:6名(青森1名・岩手2名・宮城2名・福島1名)

東北地域は、精神科病院から退院、訪問看護を利用される方が多い現状がある中、
地域の訪問看護ステーションで精神科の訪問看護を受けることが少ないと感じています。このような中で
もっと地域の訪問看護ステーションが精神疾患に興味を持ってもらえたら…という想いから、
「精神科訪問看護の実際を知る研修会」を開催することになりました。
講師を依頼させて頂いたのは、精神科認定看護師の飯嶋純一氏です。
岩手県の「訪問看ステーション結の手」の所長さんで、一昨年は住宅型有料老人ホームも開所されました。
また、岩手県訪問看護ステーション連絡協議会の会長も務められています。
講義では、実際に訪問時に工夫しているという生の情報や、
薬の具体的な使用方法や副作用のことなどをお話しくださいました。
参加者の声
・精神科の利用者の依頼がなかったためあまり重要視していなかったが、
潜在的に存在するかもしれないと考えを改めた。(長川)
・地域で必要な訪問看護だと改めて感じた。
地域の訪問看護ステーションが精神訪問看護を提供できるように働きかけたいと思った。(中島)
まとめ
精神訪問看護の実際を知り、具体的な働きかけの方法を聴くことができた。
そして、それぞれの地域で精神訪問看護を提供できる地域にするには
何が必要かを考えるきっかけにもなった。
地域に暮らす精神疾患を持った方に、たくさんの訪問看護ステーションが関われる地域にしたいと、
参加者全員が感じた研修会であった。
その他伝えたいこと
今回は精神科訪問看護について勉強しましたが、
他にも「BCPについて学びたいね!」という意見があります。
今後も自身の学びを深め、地域に貢献できるようにして行きたいと思います。
研修会の後は、ブロックメンバーで会議を行いました。
議題は、
①次回の研修会について
②来年度の活動計画について
③近況報告
④会員増員への取り組みについて です。
現在、東北地域には約20名の訪問看護認定看護師が存在していますが、協議会メンバーは半数以下。
認定看護師同士で切磋琢磨できること、悩みを打ち明けられること、
語り合えることはたくさんあるので、より周知して会員増員に結び付けたいと思いました。
戸崎理事から伝言で
「来年度は認定看護師協議会が10周年を迎えます。そちらの方にもご協力お願いします!」
平澤ブロック長からは
「忙しい中、お集りいただきありがとうございます。次回の開催日は10月29日です。
皆さん忘れないでメモってくださいネ!」
今回、研修会開催日の周知が遅れ、参加者が少なく残念でした。
認定看護師はそれぞれの立場があり、業務以外でも多忙な日々を送っていることに
もっと配慮しなければならなかったと反省です。また、訪問看護師としての高い志を胸に、
情熱を持って仕事しているメンバーからの近況報告に非常に刺激を受けた一日でした。
次回早めに開催日の周知を行って、できるだけ多くのメンバーが参加できるようがんばります!
東北ブロック 平澤利恵子