
6/12㈯ 第8期定時総会&同時開催研修会が開催されました!
表参道の鮮やかな新緑を臨む会議室からのZoomライブ配信による
総会&研修会は全国から91名の参加を得て無事終了!
忙しい中出席していただいたみなさん、ありがとうございました!
開催にあたっての入念な打ち合わせと、1年間コロナ禍で試してきたZoom配信ノウハウの蓄積で、6名の配信スタッフ、画面越しの理事と会員、みなさま余裕さえ感じられる中で12時15分からZoom受付。5分遅れでしたが総合司会の平野氏の進行で定時総会が始まりました。
はじめに代表理事の大橋氏から「他組織にくらべて、昨年はネットワークの強化が進み、周りから必要とされる存在になってきた!」と挨拶。投票により議事録署名人として近畿ブロックの金澤克枝さん、駒井和子さんが選出され、廣川副代表による議案説明がスタート!
第一号議案 第7期(2020年度)事業報告及び収支決算報告・監査報告
第二号議案 第8期(2021年度)事業計画(案)
第三号議案 第8期(2021年度)収支予算(案)
第四号議案 任期満了に伴う役員改選(案)
と、総会参加者82名、委任状150名の合計232名をもって行い、全会一致で承認されました。
しかしながら、第五号議案の「定款一部変更案」は、特別議決事項のため3分の2以上の承認が必要。
否認0にもかかわらず、わずか数人の不足で、残念ながら第五号議案は否決。次回に繋ぐこととなりました。
第2部の研修会 第一講目は、九州ブロック宮城愛子氏から「2020年度認定看護師講師申請の情報提供」と題して
コロナ禍での認定更新についての体験談をふまえた発表。
審査の概要、提出書類、実践報告書、自己研鑽実績について詳しくていねいに解説していただきました。
申請を無事終えて「1人では難しかった! 仲間がいて話ながらできることがどんなに素晴らしいことか…どうぞみなさんお仲間を大切にがんばってください!」と。
第二講目は、和洋女子大学准教授であり新型コロナ対策PJメンタルサポートアドバイザーの寺岡征太郎氏から
「新型コロナウィルス感染症に関わる訪問看護職のメンタルヘルスについて」。
さまざまなデータとメンタルサポートについてレクチャーいただいた後
チャットによる質問が数多く寄せられました。
その中でいくつかご紹介すると、
「管理者自身のメンタルサポートはどうしたらいいか?」では「逆に聞きたいんですが、みなさんどうやってご自身メンタルをキープされていますか?(笑) 高い言語能力がある認定看護師みなさんで体験をシェアする「ピア(仲間)サポートが有効」とのこと。
「職場のスタッフで、本人もメンタル状態に気がつかない時、周りはどう声をかけてあげたらいいか?」の質問には、「声を掛けて思っていた反応と違っても、そういった反応が出せる機会があった方がいいんじゃないか? むしろ表現できて良かったと捉え、その人の感情にこちらが巻き込まれないように」と。
「職場内での話し合いは、愚痴や不満の発散だけになってしまうこともあるが…」の問いには、「愚痴や不満の発散だけになっていもいいと思っている。ネガティブエネルギーだけが高まるのではという不安があるでしょうけれど、前向きにならないのはそれだけ不満が多いのだから、それを出した方がいい。人を傷つける表現はしない、個人名を出して攻撃しない、といったルールを設けて、自分たちが置かれている状況を表現することはむしろウェルカムです」と。「愚痴や不満が発散できるということ、ほんと大切だなと改めて思いました」と平野氏。
まだまだたくさんの質問が寄せられ、メンタルの悩みは尽きないことを実感する研修会となりました。
寺岡先生の講義に寄せられたたくさんのQ&Aは、会員サイトにて近日公開予定! ぜひご期待ください。