2021.1/16㈯ 北関東ブロック企画〝地域向け研修会〟
「通園・通学する医療的ケア児の日常生活をつなぐ・支える」ライブ配信の現場をレポート!
千葉県、群馬県、新潟県、東京都などの各地から在宅や病院で働く専門職の方々、
また特別支援学校や行政担当者の方などさまざまな立場の方、およそ100名がリモートで参加!
その配信現場にカメラが潜入!
2020年度訪問看護認定看護師協議会による地域向け研修会へのご参加ありがとうございました。
医療的ケア児に関わるさまざまな立場の5人の講師をお迎えして、
それぞれの取り組みや率直な意見をうかがうことができました。
この地域向け研修会を検討するにあたり、私たちの地域を認定看護師の視点で見ると、
医療的ケア児のご家族、そこに関わっている専門職の方々みなさんが
さまざまな困難に直面しながら支援している現状がありました。
この研修会を通して現状を共有し、それぞれの立場で今できることに気づき、
新たな行動につながる一歩となれることを期待し開催させていただきました。
あらためていくつもの課題が浮き彫りとなる中、初めてのZoom配信でトラブルに対応しながらも
「研修会を成功させたい!」という配信スタッフの熱い思いが伝わる
たくさんの気づきや思いが交差する素晴らしい研修会となりました。
行政の石井氏から—多種多様な支援者、医療職、そうでない問わず、連携していくことが必要だが、
それを中心になって調整をする方が非常に少ない。医療と言うことで二の足を踏む方が非常に多い。
訪問看護師の方は医療と言う知識を生かして親御さんを含めてバックアップをしていただければと。
子育てに奮闘されてるお母さん、谷川さんから—「1人じゃないんだよ。なんとかなるから大丈夫だよ」と
一言でも声をかけてもらうことで救われることが…
心配ごともたくさんあるが、できることが一つ増えるとそれだけで大きな喜びに。
少しでも楽しく子育てができるように、みなさんに協力していただけたらいいなというのが願いです。
障害児通所支援の中村氏から—訪問看護師さんの役割は、地域資源の格差があればあるほど
求められることは多くなるんじゃないかなと思う。ケア児の支援は地域の連携そのものではないか?
とそれぞれの立場から訪問看護に対する期待の大きさを実感!
その期待にどう応えていったらいいか? ひとりひとりが考え、行動していきましょう!