日本訪問看護認定看護師協議会

1/15㈯ 『訪問看護相談カフェin千葉』が
オンライン開催されました!

日時:2022年1月15日(土)14:25~15:25
参加者:7名、アドバイザー4名、合計11名

今回参加表明してくれた7名と、アドバイザー役として北関東ブロックメンバー4名の合計11名が、1時間という限られた時間でしたがフリートークで盛り上がりました! まず「訪問看護ステーションにおける暴力・ハラスメントの対応」について、佐藤富子さんからの情報提供を受け、みなさんから意見や感想をいただきスタート。
「情報提供を視聴した感想を教えてください」では—
・ハラスメントに関して
自己体験もあり共感できた。
ハラスメントはスタッフの苦痛でもあり、当事者のものさしで感じるものと受け止めがちであるが、管理者として真摯に対応していくべきであると感じた。
・セクハラ的言葉を受けた経験がある。暴力もふくめ今後管理者として対策を取っていきたい。
・体験としてセクハラで利用者に触られたことがあった。所長に報告したら「自分に隙があったのではないか?」と言われツラかった。
・ペットを飼っている家で手を嚙まれたりしたことが。

「ハラスメント対策として工夫していること、実施していることはありますか?」では―
・初回訪問で契約の際、重要事項説明書などに明記し、確認してもらっている。
(サービス提供に影響を及ぼす行為などがあった時は、訪問出来ない場合があるなどと表現)
・ハラスメントが原因で離職となる場合も。スタッフを守るという姿勢、対応を取っている。
・単独訪問では危険性がある時は複数名で訪問。訪問介護事業所では男性職員が対応するなどの対策を取っている。
スタッフによって「言える人」、「言えない人」がいて、ハラスメントに管理者が気づけない場合があるので、
 日頃のコミュニケーションが重要だ。

・病院併設の事業所で、医療安全セクションがあるので、そこと連携して対応、対策を講じている。
・精神科訪問看護での初回訪問や攻撃的反応がある利用者に対しては複数名訪問としている。

その他、職員育成等に関することについてフリートークでは―
・職員が疲弊し、相談する機会もなく離職していくことがあるが、みなさんは日頃から職員育成は
 どうしていますか?
職員が安心、安全に働ける職場づくりとして、日頃からコミュニケーションを密に持つように心がけている。
・管理者が自己の体験を話したり、必要に応じて面談するなどをしている。
・スタッフが一人で訪問していて困難を感じている時などは、同行訪問やカンファレンスを開催している。
スタッフ育成には同行訪問やふりかえりを丁寧に実施することも重要。
  (滋賀県看護協会HPの訪問看護師ステップアップシートを評価ツールとして紹介)
・管理者として、日頃からスタッフの疑問や悩みに寄り添う姿勢が求められるのではないか?と思う。

参加者のみなさんの声
・管理者が独りで悩んでいる場合が多い、このように気軽に相談できる機会があるとうれしい!
・普段交流のない訪問看護ステーションの管理者と、このように話ができる機会があることは貴重。
 今後も何らかのカタチでできたら良い。

座談会を終えて—
初めてのウェブ座談会ということもあって、最初は緊張されてる様子でしたが、
みなさんが日頃考えたり感じていることを、率直に話してもらえたことに感謝です。
私たちもそれぞれの体験などを踏まえてアドバイスさせていただき、
「少しはお役にたてたのではないかなぁ?」と感じています。
みなさん、ご参加ありがとうございました!
お疲れさまでした〜♪

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