[地域貢献活動]
1/29㈰ 全国の管理者さん対象
「安定したステーションの運営を目指して」研修会が開催されました!
実施日時:2023年1月29日㈰ 9:00~12:00
開催方法:Zoomミーティング
講師:内部講師/小川綾乃氏(関東ブロック)・新美由美子氏(東海北陸ブロック)
参加者数:28名

今年度の地域貢献活動は、訪問看護の管理運営に関する悩みに対し
わたしたちが経験し、または実際悩んでいることについて
少しでも問題解決の糸口を見つけてもらえたらと、
初めて全国の訪問看護管理者を対象に、
訪問看護認定看護師によるコンサルテーションを行いました!
企画段階で会員に呼びかけ、ファシリテーターを募り5名の手が上がり、
「安定したステーションの運営を目指して」という大きなテーマを掲げ
“管理者として大切にしていること”を、
ソフィアメディ訪問看護ステーション雪谷 管理者 小川綾乃さんに
“人材確保するための工夫”は訪問看護メロディ 管理者 新美由美子さんに
日頃の管理活動に沿って話してもらいました。
今までは各ブロック毎の開催でしたが、Zoomによるリモート研修に切り替えたおかげで、
全国の悩める管理者さん、これから管理者になられるみなさんが参加可能に!
最初にミニ講座として、小川綾乃さん、新美由美子さんからさまざまな体験とその経緯について、
また管理者としての姿勢、人材確保のための知識と工夫を話してもらって
その後フリートークへ。
みなさん、今までと違った視点での“ステーション運営イメージ”を描くことができ、
自身の課題が明らかになったところで、座談会がスタート!
発表のストレスもなく、話しやすい雰囲気の中で進められました。
参加者の声
・自分だけでなく、みんな同じことで悩んでいることが判り「がんばろう!」という気持ちになった。
・他ステーションの問題や経験豊富な方の話を聞いて、自分の現状が見え勉強になった。
・管理で苦労していること、具体的な解決策を聞くことができ、利用者さんやスタッフにも丁寧に対応して、
「自分がどのようにしてほしいか?」をきちんと伝えることの大切さを感じた。
・このような研修に参加することで、自分自身のメンタルケアもでき、機会があればまた参加したい。
全国の方々と繋がることができて良かった。あっという間の3時間でした。
・今まで地域の訪問看護連絡会はあったが、管理者としての課題や思いを話し合う場がなかったので
とても有意義でした。みなさんが同じように苦労されていることが解り、アイデアをいただき、
管理者の働き方について刺激を受けました。今日の学びを管理に生かして看護の質を高めていきたい。
管理者の「安定した運営をしていきたい!」という思いはみんな同じ。
いろいろな要素はあるものの「人材の確保・育成」「経営の安定について」といった
悩むところはみんないっしょなんだと実感。
また「管理者の話し合う場がない」「相談先がない」「近場では相談しにくい」といった意見が多く、
訪問看護認定看護師に期待することでは、
「認定看護師のいない職場に出向いてもらったり、活動についての相談窓口があると嬉しい!」
「地域のネットワークを作ってほしい!」
「訪問看護の魅力をもっと広めてほしい!」
「いろんな認定看護師とコラボしながら取り組めるといいね!」
などの要望もありました。
今回の研修会は“認定看護師”を知ってもらう、とてもいい機会になりました。
そして今後「認定看護師同士がどうつながって、どう活動していったらいいか?」
という、さらなる課題も見つかりました。
みなさま、ありがとうございました(・∀・)/
中四国ブロック 菅崎仁美