日本訪問看護認定看護師協議会

1/13㈯ 北海道ブロック研修会
「看護とスピリチュアルケア~ケアする人の心のケア」開催!

実施日時:2024年1月13日㈯
開催方法:Zoomミーティング
外部講師:非営利一般社団法人 大慈学苑 代表/玉置妙憂(たまおき みょうゆう)氏
参加者数:6名

今年度北海道ブロック研修会は、 玉置妙憂(たまおき みょうゆう)氏による講演会
「看護とスピリチュアルケア~ケアする人の心のケア」を企画しました。
北海道ブロックメンバーは少人数の上、当日さらに1名が業務の都合で欠席となり、
参加者6名と講師の方という、ほんとに内輪で親近感満載なZoom研修会に!
書籍を多数執筆され、講演会やシンポジウムで幅広くスピリチュアルケアの啓発に努めている玉置先生。
オンライン上とはいえ、近くで顔をみながらお話を聞き、
質問もマンツーマンでやり取りする、とても贅沢な時間に
参加者からは
「満足した!」との声が多く聞かれました。

講義はスピリチュアルペイン、スピリチュアルケアの概念からはじまり、
ケア実践者の要件から己の在り方まで、さまざまな視点でお話をしていただいたことで、

看護の現場だけでなく、自分と他者との関わり方を振りかえることができたことは
とても良かったです。


また、当初交流会を2月に開催の予定でしたが、メンバー全員多忙で集まることが困難と判断。
この研修会終了後、終わったばかりの研修会の感想や各自近況報告や情報交換をして
今年度の交流会としました。


参加者の声
講演内容で参考になりそうなこと、良かったこと
・スピリチュアルペインの特徴は「答えがない」、「聴いた人もダメージをうける」。
 なので何か質問されても答えなくてもよい、あれこれ答えようとせず、そばにいてあげる。
 そして自分自身を守ることが大事。

・スピリチュアルペインに対処するには「(その方の)物語を書き換える」ことが必要。
デスカンファは言いっぱなし、聞きっぱなしで良い。「頑張ったね」などと言いがちだが、
 当事者が語ることが大事。


感想
・講師の方の表情を見ながら、近い距離感で話を聞くことができて良かった。
・こちらからあれこれと言わず、相手に語ってもらうことの大切さを例えて「猫のように」という表現が
 とても解りやすかった。

看護の場面だけでなく、自分自身の心の持ちよう、そして他者との関り方で参考になることが多かった。
 今回学んだことは他のスタッフとも共有していきたい。

「自身の心のケア」がテーマという新しい試みを思い切って企画して良かったです。
明日からのモチベーションアップにつながることを実感しました。
みなさんお疲れさまでした〜♪

北海道ブロック 高橋亜希子

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