今年度の関東ブロック研修会は「ケアするためのエネルギーチャージ／セルフコンパッション」。
セルフコンパッション（self-compassion）ってご存知ですか？
心理学者のクリスティーン・ネフによって定義され、『自分への思いやり』『自己への慈しみ』という意味で、
自分の欠点、失敗などで人生におけるさまざまな苦しみに直面した際、自身への思いやりを実践すること。
とあり、看護師の“心のバッテリーを充電する”方法のひとつを、
埼玉県立大学看護学科教授の秋山美紀先生をお招きして学びました。
まずは年代によって、教育の背景がこんなに違うことに驚きで、
職場スタッフにも応用でき、メンタルヘルスに大きく活かせる内容でした。

参加者の声
「3時間という長時間が、あっという間でした！」
「この様な自分自身を理解して、メンタル面を整える講義を受けることができとても勉強になりました。
　なぜ必要なのか？ どのようにしたらいいのか？が具体的に解りました」

新型コロナ感染症流行下の閉塞感や、会う機会が減り分断された感覚を持ちやすい時期に、
自分自身をケアする具体的な方法を教えていただき、楽しい3時間でした！
人に寄り添う共感力を必要とする看護師のみなさまは、チャンスがあったら学んでみることをオススメします。
心が折れそうになった時に元気をチャージ！ いろんな現場で大変役に立つと思います。
みなさん、ご参加ありがとうございました！

終了したばかりの研修会を振り返って意見交換し、その後次年度関東ブロックの計画について
活動目標とそのスケジュール、予算、役割分担について検討しました。

参加者の声
「内容的にも時期的にも、たいへん良い研修会だった」
「申込者が少なめのうえ、当日参加できない方がいてとても残念でしたが、
　さすが認定看護師！ 少人数ゆえのもっと突っ込んだ具体的なお話を秋山先生に質問するなどして
　和気あいあい、交流を深めることができた」

次回もっとたくさんの方に参加していただくために、広報に工夫が必要だなと思いました。
Zoomによって気軽に参加できるようになった分、いろいろな会の開催数も増えている中で、
「今回のようにメンバーにとって役に立つ企画を発信していきたい！」ということで意見が一致。
しかし残念ながら時間内で次年度活動を決定できず、
9/24ブロック会議を開催して決定することになりました。

関東ブロック 山田富恵