日本訪問看護認定看護師協議会

8/5㈯ 南関東ブロック「第2回看取りを考える会」開催!

実施日時:2023年8月5日㈯ 9:00~10:30
開催方法:Zoomミーティング
参加者数:9名/豊田さん・川瀬さん・三橋(神奈川3名)
・伊藤さん・櫛原さん・徳重さん・柗沢さん・田中さん(長野5名)
・齊藤さん (山梨1名)

南関東ブロック定例交流会「第2回看取りを考える会」を開催!
みなさん亡くなられた直後、お悔やみ訪問することが多いと思いますが、
最初に『看取り後のグリーフケア』をテーマに参加者のみなさんから、
その後、残されたご家族とどのように交流されているのか?を伺いました。

・カードは送っていないけれど、3〜4週間後にこちらから連絡して訪問しています。
・「ちゃんとご飯食べているかな?」とご家族の体調や気分のお落ち込みの有無を確認する意味でも、
 2か月後ぐらいに訪問しています。
時間がある程度経過した四十九日までに、ご家族が気持ちを吐露できるようなタイミングで訪問しています。
四十九日頃。ちょうどお花が途切れるころ、お花をもって伺います。

といったところでしたが、お花購入費の捻出方法がさまざまで、
「ターミナル療養費」を考えると2,000円くらいが良いようです。

次に『ターミナル期の輸液』について意見交換しました。
・点滴そのものは主治医の方針でもあり、看護側から情報を提供しても、
 ご家族との兼ね合いもあって、非常に難しい選択となることがある。
・「自然な状態でお看取りしたい」と考える看護師も多く、
 点滴希望される家族に対して「どのようにお話をしたらよいのか?」と悩むことがある。
・点滴とむくみ、尿量との関係で看護側からみると「そろそろ中止した方が良いのでは…」
 と思うがなかなか難しい。主治医と意見が合わないときは、ご家族から伝えてもらうこともあった。
・「人はこんなになっても死ねない…本人も辛いだろうけれど、見ている私たちも辛い」と、
 ご家族の言葉はとても重要で、主治医に伝えた経験がある。しかし輸液量の変更はなく、
 看護師側も辛い思いをした。

と、やはり主治医と連携での苦労がいちばん多くありました。

最後に『ターミナル期の担当制』についてディスカッション。
担当制、少人数によるチーム制、ステーション全員が全員の利用者を看るなど、
ステーションによっていろいろな方法がとられていますが
「困難ケースは担当制のほうが実践しやすいのではないか?」
と考えている方が多かったです。でも場合によっては、
訪問看護認定看護師である私たちは、積極的にその担当者に声を掛け、
「話を聞き相談に乗ってあげる、といったことも重要なのでは?」
と、

現場では意識してやっていこう!と思いました。

第1回交流会は、60分で時間が足りなかったので、
今回90分時間を取りましたが、
あっという間に終わってしまいました〜♪
いろいろな経験を知ることで、自分のキャパが広がることを今回も実感しました。
次の第3回は、11月25日㈯ 9:00〜10:30の予定です。
内容はまだ決めていませんが、
みんなでワイワイやっていこうと思っています。
ふるってご参加ください。お待ちしております(*゚▽゚*)!

南関東ブロック 三橋由佳

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