日本訪問看護認定看護師協議会

Sorry too late! (◎_◎;)

昨年11/9㈯ 南関東ブロック「第3回看取りを考える会」を開催!

実施日時:2024年11月9日㈯ 19:00~20:00
開催方法:Zoomミーティング
参加者数:6名 神奈川3名(川瀬/豊田/阿部)·山梨1名(齊藤)·長野2名(櫛原/徳重)

2024年度第3回南関東ブロック交流会「看取りを考える会」では、
「在宅看取り場面での、事業所スタッフと本人ご家族のコミュニケーション力を高めたい!」
というテーマで意見交換をしました。

まず、テーマを提供してくれた参加者が、
「最後は自宅に帰ることを希望していた利用者さんが、別居する家族の希望で入院のまま亡くなった。
訪問看護記録には、ご家族とのやり取りは多く書かれていたのに、本人の意向が記録に無かったことで、
『もっと本人の意向に寄り沿える方法があったのではないか?』と思う。
また、利用者の病状変化は捉えてはいるけれど、病状説明や予後の話が苦手なのか…
『看護師は現場でどうしたらいいのか判らないのでは?』と考えて」と、テーマ意図を説明。

参加者からは、
・病状の悪化は捉えられているが「看護師が伝えていいのか?」の判断に迷って
 伝えられないことが多いようだ。
自分が伝えることの責任の重さを感じて、言いづらいのでは…。
・利用者さんの病状の悪化などを、ステーションに帰ってみんなと共有しようとしない看護師が増えた。
・看護師が思ったことや感じたことを訪問看護記録に書かない。
訪問報告時、アセスメントの実施がない。
など、訪問看護師に対する、病状悪化時や終末期におけるコミュニケーション能力の改善や、
そういったアクションがなかなかできないでいる“看護師の思考”に関する意見が出ました。

また「ステーション内で看取りの力をつけるために工夫や実施していることは?」の問いに、
看取りチェックリストを作成し、状態に合わせた“伝える”ことをリスト化することで、
 早く伝え過ぎることもあるが、経験が浅くても話すことができるようになった。
・ロールプレイングも有効なのでは?
同行訪問をし、実際に伝えている場面を見てもらうと、
 次からは同じように行ってくれるようになった。

・病状悪化の説明をしても、意外に暗い雰囲気にならないことを体験すると違うかも。
チーム制にして利用者の情報を全体で共有し、ベテランから学べるようにしている。
・ステーションが騒がしくなるくらい、みんなで話す。
といった意見があがり、交流を深めました!

南関東ブロック交流会『看取りを考える会』では、
定期的に看取り関連の情報共有や事例検討を実施しています。
その後、看取りではないケース検討や法令の解釈などなど、自由に意見交換をしています。
わたしたちといっしょに“看取り”のさまざまなケースについて意見交換しませんか?

「新しい仲間とも意見交換したい!」と考えています。
新しい仲間がひとリ増えるだけでもきっと新しい発見、あらたな発想があると思うから。

協議会メンバーでしたらどなたでも参加OKですーーー!!!
申し込みは直接、私三橋か、事務局にご連絡くださいネ〜♪

南関東ブロック 三橋由佳

JVNCNA事務局
tel:03-5778-7008
fax:03-5778-7009
mail:kyogikai@jvnf.or.jp

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