日本訪問看護認定看護師協議会

7/27㈯ 東北ブロック研修会「東日本大震災の経験から」を開催!

実施日時:2024年7月27日㈯ 17:30~18:30
開催方法:Zoomミーティング
内部講師:平澤 利恵子(くくる花巻訪問看護ステーション)
参加者数:5名(青森1名•宮城1名•福島2名•岩手1名)

みなさん、こんにちは! 東北ブロックの平澤です。
東北ブロックでは、私が講師を務め「東日本大震災の経験から」というテーマで
研修会を開催しました。

キッカケは昨年、京都府医師会が運営する多職種連携の「よろし会」から

「災害に備えたいので、東日本大震災の話をしてもらえないだろうか?」との依頼を受け、
12月に講演させていただいたのも束の間、1ヶ月も経たない今年元旦、
最大震度7を観測した能登半島地震が発生。
輪島周辺が壊滅的な被害に見舞われるという事象が、起きてしまいました。
そして
「いつ何があるか解らない…やはり、備えて置かなくては!」と強く思っての企画です。
災害が起こってしまってからではもう遅いんです。
情報がなく、備えも不十分のため、命の危機に遭遇することは充分考えられます。

震災から13年が経過し、東北ブロック会員たちも記憶が薄れてきています。
また、東北人全てが被災したわけではありません。
私の経験を聴いてもらい、当時を思い出し、もしくは疑似体験し、

「備えがあって助かった! となるよう、前もって備えておいてほしい!」と思いました。

震災の話をする時、今でも涙が出てきます。私の話を聴く人も、みなさん泣きながら聞いてくれます。
今回の研修会も、泣きながら聞いてくれました。
でも、泣かせるために話したわけではありません(笑)。
この報告を読んでいるみなさん、どうか後悔をひとつでも減らせるよう
災害を想定した備えをしていきましょう!


そして能登地方はじめ、各地で起きた災害に遭われたみなさん!
あんなに大きな津波に襲われ、たくさんの命が奪われた東北も、
13年が経ち、ようやく少しずつではありますが、力を取り戻しつつあります。
「明けない夜はない」と信じて、以前よりもっといい町を目指して、
ともに力強く歩みを進めていきましょうネーーー!!!

東北ブロック 平澤利恵子

事務局より

2019年交流会「災害実践報告」で3つの災害現場から、「東日本大震災の経験」を平澤利恵子さん、「熊本地震の経験」 を森安玲子さん、「千葉豪雨台風15号19号の経験」を阿蒜ひろ子さんから報告していただきました。
その当時のリアル現場&対応を報告したダイジェスト版PDFは、会員ページにログイン→交流会資料ページにアクセスしていただくと閲覧できます。どうぞご覧くださいネ!

JVNCNA事務局
tel:03-5778-7008
fax:03-5778-7009
mail:kyogikai@jvnf.or.jp

ページトップ