日本訪問看護認定看護師協議会

地域貢献活動“訪問看護ステーションBCP作成支援”
3回コースが成功裏に終了!

開催日時:①2023年11月28日㈫ 18:30~19:30
     ②2023年12月17日㈰ 9:30~12:30
     ③2024年1月31日㈬ 17:30~19:30
開催方法: Zoomミーティング
内部講師:稲葉典子(近畿ブロック)・碓田弓(東海北陸ブロック)・杉山清美(東海北陸ブロック)
     ・邉見知恵子(中四国ブロック)・山田富恵(関東ブロック)・廣川直美(関東ブロック)
     ・戸崎亜紀子(東北ブロック、担当理事)
参加者数:1回目・2回目 4名(香川1名・千葉1名・東京2名)/3事業所
     3回目 9名(香川名・千葉1名・東京5名)/3事業所

2024年3月末までにすべての介護事業所で義務化される“BCP作成”。
わたしたちは「BCP作成で困っている現場の力になりたい!」と、
すべてオンライン上でSTEP1~STEP3までを3回コースで継続して参加してもらう
“伴走型”の研修会を企画
しました。そのため、
対面に近いカタチがとれるZoom機能の“ブレイクアウトルーム”を使って、
各ステーション毎に個別対応の時間を設けることが不可欠で、ここが重要なポイントであることから、
全国から3事業所限定で募集をしたところ、香川県、千葉県、東京都からオファーを頂戴してスタート!

特に3回目は、作成したBCPが確実なものとなるよう、
担当者の方だけでなくスタッフのみなさんもいっしょに参加して、
事業所全体で参加意識が高まるように、災害を想定したシミュレーションを実施しました。


参加者の声
・BCP作成担当になったものの、どこから手を付けていいのかわからなかったが、
 具体的にアドバイスがいただくことができて助かった。

・災害マニュアルとどう違うのかが解った!
・小さな事業所なので、この機会に進めることができて良かった。
などの感想をいただきました。詳しいアンケートは現在集計中です。

この企画は、被災経験や災害支援の経験がある協議会会員が、自ら手を挙げて集結し、
「どういうやり方がベストか?」議論を重ね、一方的に伝えるのではなく、

「より具体的で有効性のある支援をしたい!」との想いから始まった事業。
「ニーズはあるのか?」、「オンラインでどこまで寄添えるのか?」 といった不安がありましたが、
参加者の感想や手ごたえから、その不安は見事に吹き飛ぶ結果となりました!

2回目の作成支援終了後、元旦に発生した能登半島地震は、
あらためて「災害はどこにでも起こり得る」ことを思い知らされ、
わたしたち訪問看護師は、積極的に現地でがんばる訪問看護師からの情報を得て、
BCPの真の意味を理解し、備えておくことが大事だと強く感じます。

↑ 忙しい中、企画会議から3回コース開催運営までの長い道のりを
いっしょに走り抜けてくださった、BCP作成支援事業プロジェクトメンバーです。
大変お疲れさまでした!

BCP作成支援活動担当理事 戸崎亜紀子

 

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